Debian Administrator’s Handbook を訳したい話

Debian には (obsolete になってしまったゴミや書きかけで放置されたものも多いが) 優れたドキュメントがたくさんある。
その中でも特にすばらしいのが Debian Administrator’s Handbook だと思う。
元々はドイツ語で書かれていたこの本がようやく英語になり、各国語に翻訳されはじめている。

しかしボリュームが半端じゃない。
どのくらいあるのかというと、ざっと19万語である。と言ってもピンとこないだろう。

プロの目安が1日3000語である。と言えばわかりやすいだろうか。
片手間でやる場合、1日500語も訳せればたいしたものである。

しかし「訳せば完成」というわけではなく、できあがったものは下訳、叩き台でしかない。
もし1人で、毎日500語づつ訳すとすると、下訳を済ませるだけでも1年ちょっとかかることになる。

これに対して有識者らのつっこみ、校正、訳語のすり合わせ、タイポや訳抜け、誤訳などを修正していく。
Debian のように、ボランティアベースでやる場合は 5 人程度の翻訳チームを作ったとして 2 年程度のプロジェクトになるのではないだろうか。
そして困ったことに、2 年経つ頃には次のバージョンがリリースされているのだ。

なかなか難しそうである。

ちなみに仕事の規模として考えた場合、技術文書は 30円/WORD というのがわりとスタンダードな価格みたいなので、570万の仕事という計算になる。
どれくらい売れるのか、ということを考えた場合に出版社から技術書として出版される可能性はかなり低そうだ。

やはり翻訳チームを結成してクラウドファンディングで訳していくのがベストなのだろうか。

これだけのものをボランティアベースで管理、メンテしていくのはとっても大変だけど大きな資産になることは間違いない。
訳したいなー。

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